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音楽がなけりゃ人生じゃない

キニー・スター(kinnie starr) 「Sun Again」~魂の歌

わたしがキニー・スターを知ったのは、レズビアンたちの日常を描いたアメリカのドラマ「エルの世界」の挿入歌でした。

 

比較的最近?(←アラフィフらしい感覚ですよね、、)な10年近く前でしょうか。。

https://i.cbc.ca/1.4190879.1499265422!/fileImage/httpImage/image.jpg_gen/derivatives/16x9_780/kinnie-starr.jpg

主人公格のキャラクターでストレートで婚約者もいるジェニーが、美しいマリーナに初めて肉体関係を結びレズビアンに目覚めていくシーンです。

 

   

このシーンは、戸惑うジェニーの緊張感満載で、そこにこの曲が乗ると、ジェニーの気持ちの高ぶりが伝わってくるようでした。


Kinnie Starr - Sun Again

いや~初めて聴いたとき、ガツンときて、それから数日繰り返し繰り返し聞きました。

 

キニー・スターはアボリジニーの血統

  • 本名 Alida Kinnie Starr
  • 出身地 カナダ カルガリー
  • 誕生 1970年
  • 活動 1995年より

 歌手でもあり、アーティストでもあるキニー・スターのルーツはオーストラリアの原住民アボリジニー。また、バイ・セクシュアリティであることからか、活動はアートに留まらず、アクティビストという感じ。特に大学で専攻したジェンダーについてもコメントが多いようです。

 

カナダのグラミー賞に当たるジュノ賞の、2004年新人賞にノミネートされています。

この歌は2003年に発表された同名「Sun Again」アルバムの一曲。

 

2010年アボリジニーの音楽祭での圧巻のステージも見てください。

 

セクシー。本当の歌い手って感じ。歌がもともと神様とつながるための儀式の一環だったことを思い出す魂の歌って感じで、初めて見たとき、固まってしまいました。


Aboriginal People's Choice Music Awards 2010 - Kinnie Starr

 

ドラマ「Lの世界」で使われたSun Again

最初にご紹介しましたが、Sun Againはジェニーの戸惑いが伝わるシーンを盛り上げるように挿入されています。

 (引用:Spur.jp)

https://static-spur.hpplus.jp/upload/image/manager/22/JDSEgHQ-1200.jpg

 

 

 

打ち込みのビートから始まりますが、まるでその音がハートビートのよう。一定のテンションを感じさせます。キニーの、かすれ声の抑えめなラップもクールセクシーって言うのでしょうか。メローでステキです。

 

でも、ライブでは激情に歌い上げています。

一味以上違ったSun Againでこちらはとがり方がカッコイイです。


Kinnie Starr - 'Sun Again'

 

詩のここ↓のところが好きだなあ~~~。

And when i wake
Will I creep into daylight
Will i hover like the wind

 

タイトルに「太陽」とあるのに、まったくもって明るい感じがせず、目が覚めたときに暗い部屋の中で、カーテンの隙間から漏れ入る弱い太陽の光が眼に入ってきた感じなのかな。

カーテンに近寄っていって、窓を明け、まるで体から魂が出て行って太陽の方にゆっくりと浮いていく風景が見えます。

最近の活動

2015年、乗っていたタクシーが事故に巻き込まれ、脳に後遺症のでる大怪我をおっています。

2年くらい深い霧の中で生きていた

 

最近、曲ださないしツイッターもあまりないなと思っていたら怪我の治療とトラウマに苛まれていたらしいです。かわいそう。肉体的にも左手がうまく動かないと語ってます。

(引用、参考:Losing my identity after a brain injury - Kinnie's essay | CBC Radio

 

完全復帰するの彼女に期待します!

プリンス(Prince)「The Ballad Of Dorothy Parker」  不安定なメロディに魅せられます

ブログのスタートはやはり、この人で行きたい。

https://thehustle.co/wp-content/uploads/2016/04/060712-music-evolution-Prince.png

プリンス!

 

目次:

 

まだ、信じたくないけど2016年に57歳で亡くなってしまった天才。
ファンク、ジャズ、ロックなどを融合させた彼しか作ることのできない楽曲を世に送り出してくれました。

 

 

プリンスの概略

  • 本名:Prince Rogers Nelson
  • 誕生 1958年 ジャズミュージシャンの親御さんに産まれます。
  • 7歳で作曲を始めてます。(!!さすが)
  • 1978年、20歳で初めてのスタジオ録音アルバムを出します。

 

サイン・オブ・ザ・タイムズ

サイン・オブ・ザ・タイムズ 懐かしいなあ


1984年には、かの「パープル・レイン」でオスカーも手にしてます。これ、映画にもなってて、本人登場。

 

本人は身長が150センチ台と非常に小さく、歌を聴かないと、まるで岡村隆みたいですけど、ステージに立ったプリンスは、本当に本当にカッコイイ。

 

そういえば21世紀にはいる前に、一度「プリンス」という名前を辞めて記号にしてたこともあったな・・。「プリンスと呼ばれた男」などと名乗ってましたね。


1980年代が人気の絶頂だったなどといわれますが、プリンスのファンは非常に熱狂的で、まだまだ、後生の若手たちにも影響を与えています。

楽譜を読めない(らしい)のに、ピアノもギターも天才的!

 

歌声は、フォルセットが特徴的ですよね。

その他にも様々歌声を自由自在に操ってます。

 

プリンスの日本での人気について

プリ様と呼ばせていただきますが、正直、わたし全部の曲を聴いていません。半分くらいも知らないのではないかと思うんですが。

 

でも、1987年にこの曲を初めて聞いて以来、わたしの好きな音楽No1の位置を譲ることは無いこのThe Ballad Of Dorothy Parker。


その為、全部聴いたことないけど、一番好きなシンガーはプリ様との言わせて頂いてます。(まじもんの、プリンスファンの方に申し訳ないです・・が)


最近、30代半ばの会社の部下にプリ様を知っているか聞いたら「知らない」というわけですよ。

 

そんな彼らもマイケルジャクソンは知ってるのに、プリ様は知らないそうで。

 

そんな皆さんに言いたい。

 

マイケルジャクソンとプリンスは同じ世代のポップスターで、いずれも日本でも人気がありました。

 

私見ですが、マイケルジャクソンは、より大衆的な商業的な楽曲が多く、日本では継続して人気があったのだと思います。でもプリ様は世界的には同じよう人気がありました。


いまどきポップスターたち、例えばNicki MinajやJustin Timberlakeもサンプリングしちゃうくらいですからね!まじ、ずっと大物なワケですよ!


日本でマイケルジャクソンほど一般大衆に受けなかった理由は、「進んでいたから」、ひとえにコレだと思います。

  • セクシュアルな要素が多い
  • ファッションもセクシー、しかも、ゲイっぽいと思われそうな色合い

 

全体としてX-rated(成人向き指定、とか、いかがわしいという意味)の匂いがぷんぷん。濃い!!胸毛が嫌いな女性から人気がなさそうな。。。

 

敬虔なクリスチャンでビーガンだったプリンス

でも、皆さんご存知でしたでしょうか。

プリンスは敬虔なクリスチャンです。「エホバの証人」の信者で、そしてビーガン。はい、菜食主義です。


なんかドラッグとかお酒に埋もれて生活してそうな退廃的なファッションに身を包んでいるイメージがありますが、トーク番組などで話している姿を見ると、ただの真面目な天才って感じ。


そう考えると性的な詩も、懺悔に読めてきます。

 

コメディドラマに登場するお茶目なプリ様

ちなみに、プリンスったらドラマにゲスト登場したりしてます。
わたしが好きな歌手であり女優のズーイー・デシャネルJessica(Zooey Deschanel) の主演ドラマNewGirlに出演。お茶目です。

 


New Girl 3x14 - Jess & Nick meet Prince

 

彼女とプリンス歌ってます。ズーイーちゃんも嬉しかっただろうなあ。

Prince Parties With The Gang | Season 3 Ep. 14 | NEW GIRL - YouTube

 

ちなみに、プリンスのドキュメンタリーが昨年末から制作中のはず。早く公開にならないかなー!

www.arban-mag.com

 

オンラインとプリンスの戦い

こうしてYoutubeでプリ様の曲を紹介していますが、プリ様自身はオンラインと戦っていました。オンラインでの音楽配信を嫌い、 Tidalというところからだけストリーム配信を許しました。

 

2007年、ある子どもがプリンスでのLet’s Go Crazyで踊っているビデオをYoutubeにアップしまいした。29秒と1分にも満たない短いビデオですが、プリンスはこれを削除するようYoutubeに要求しました。


プリンスはインタビューする記者がメモを取るのも嫌がるほど、「プリンス」というイメージを大切に、つまり神秘的なものとしていました。
AppleにもRdioにも動画が載ることはありませんでした。

(引用:the Hustle

 

The Ballad Of Dorothy Parker~ドロシーは作家?

ということで、プリ様のファンとして取り上げたいのは、この曲。

聴いたこと無い皆さんも是非聞いてみてください。クールで不安定なメロディーに惑わされる一曲!


Prince - Ballad of Dorothy Parker

 

  • 作詞・作曲 プリンス
  • プロデュース プリンス
  • アルバム『Sign O' The Times

 

もともとはシングルカットされる予定だったそうですが、結局されませんでした。


ちなみに「ドロシーパーカー」は実在の人物。

 

19世紀実在の米国人作家です。が、この作家のための歌ではないです。プリンスが見た夢を元に作られた歌だそうです。むしろプリンスはこの作家のことは知らなかったとも言われてます。

曲の中のドロシーはウェイトレスですね。

 

メロディーについては、この曲の1:48のメロディーはジョニー・ミッチェルの「ヘルプミー」のサンプリングだそうです。このページで比較できます!

www.whosampled.com

理屈はおいておいて、わたしはこの音がとにかく好きです。平坦で不安定。初めて聴いた時の衝撃は、今も忘れない。

 

プリンスありがとう。

 

 

【参考】
https://www.news.com.au/entertainment/music/how-princes-turbulent-personal-life-took-centre-stage/news-story/920380e9994008f65d57e7c9a4a5fe43